ロゴガイドラインに最低限含めるべき9項目

ロゴは納品して終わりではなく、運用していく中で価値が育つもの。けれど「ガイドラインがない」企業様も多く、結果として社内外でロゴが乱用され、ブランドが薄まっていく—そんなケースをよく見ます。今回はTANTOMAが納品時に必ずお渡ししているガイドラインの最低項目9つをご紹介します。

1. ロゴの種類とバリエーション

シンボル+ロゴタイプの「フルロゴ」、シンボルだけの「シンボルマーク」、ロゴタイプだけの「ロゴタイプ単体」、英語版・日本語版。用途ごとの推奨バリエーションを一覧で示します。アイコン用、横長バナー用、縦組み用も別に用意できると尚良し。

2. アイソレーションエリア(余白)

ロゴの周りに「他の要素を置いてはいけない最低限の余白」を定義します。一般的には「ロゴ高さの1/2」または「ロゴの中の特定要素の幅」を基準に。これがないとチラシ・名刺の上でロゴが他の文字とくっついて見映えが悪くなります。

3. 最小使用サイズ

「これ以下のサイズでは使わないでください」というルール。Web用なら幅80px以上、印刷物用なら幅15mm以上が目安。これより小さくすると線が潰れて読めなくなります。

4. カラーバリエーション

4種類は必ず用意:1) フルカラー版(メイン)、2) モノクロ版(黒1色)、3) ホワイト版(白抜き、ダーク背景用)、4) 1色ベタ版(刻印・スタンプ用)。それぞれCMYK・RGB・HEX値を記載します。

5. 背景パターン別の使い方

明るい背景・暗い背景・写真背景—それぞれでの正しい使い方を例示。写真背景の場合は「白抜きフルカラー」「半透明オーバーレイの上」など、複数パターン用意します。

6. やってはいけない使い方(NG例)

ガイドラインで最も重要な項目です。1) 縦横比を変えない2) 色を勝手に変えない3) 影や立体効果を付けない4) 文字を分解しない5) 回転させない6) 透過率を変更しない。NG例を画像で示すと、絶対に読まれます。

7. ブランドカラーと組み合わせ

ロゴと一緒に使うブランドカラー(プライマリ・セカンダリ・アクセント)を定義。ロゴ単体だけでなく、デザイン全体のカラーシステムを示します。

8. タイポグラフィの組み合わせ

ロゴと一緒に使うフォントの推奨を示します。見出し用・本文用、和文・欧文、それぞれ。ロゴだけがフォーマルでも、組み合わせるフォントがチープだとブランドの統一感は崩れます。

9. データ提供形式

AI(イラレ)・EPS:印刷会社用。PNG(透過):Web・スライド用、複数サイズ。SVG:ウェブ用ベクター。JPG:メール添付用。サイズや背景色のバリエーションを揃えて、すべて圧縮ファイル1つにまとめて納品します。

運用も大事

ガイドラインは「作って終わり」ではありません。社員教育、社外ベンダーへの共有、年次の見直し—。生きたドキュメントとして運用していくことで、ブランドが守られます。

まとめ

ガイドラインは「ロゴを守る防波堤」。納品時にしっかり整えておくことで、5年後・10年後もブランドが揺らがず使い続けられます。TANTOMAではロゴ制作と一緒にガイドラインまでセットでお作りします。

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