CMSの選び方—WordPress / Webflow / STUDIO 比較

新規サイト制作のご相談で、最初に必ず議論するのが「何のCMSで作るか」です。WordPress一択の時代は終わり、Webflow・STUDIO・Notion+Super など選択肢は広がりました。今回は中小企業向けに、現場で本当によく使う3つのCMSを正直に比較します。

WordPress(世界シェア43%)

言わずと知れた業界標準。長所は圧倒的な拡張性(プラグイン5万以上)、SEOの基礎が強い運用人材が見つけやすいこと。短所はセキュリティ更新が必要素のままだと表示が遅いプラグイン依存リスク。 5ページ以上で運用を継続するならこれが現実解。月数本のブログ記事を書く前提なら、WordPress一択でもいいくらい。

Webflow(米国発の本格ノーコード)

デザイン自由度がほぼ無限、HTML/CSSの構造を視覚的に操作できる「本格ノーコード」です。長所は美しいモダンデザインが組みやすいセキュリティ管理不要高速ホスティング込み。短所は月額が高い(コーポレートで月5,000〜10,000円)、日本語インターフェース弱WordPressほどの拡張性はない。スタートアップやデザイン重視の企業に向く。

STUDIO(日本発のノーコード)

日本のスタートアップが作った、UIが日本語で完結する人気サービス。長所は非エンジニアでも作れる運用が圧倒的に楽無料プランあり。短所は細かいデザイン調整の限界機能拡張がプラグインに比べて弱い独自ドメインで運用すると月額1,580円〜。5ページ程度のシンプルサイト・LP制作の最適解。

3年間のコスト比較(概算)

同じ「5〜10ページのコーポレートサイト」を3年運用した場合の概算費用。WordPress:初期60万 + サーバ月1,500円×36 = 65.4万円。Webflow:初期40万 + プラン月7,000円×36 = 65.2万円。STUDIO:初期25万 + プラン月1,580円×36 = 30.7万円。STUDIOが圧倒的に安いように見えますが、機能拡張や複雑な要件には不向き。

意外と忘れがちな比較軸:「離脱コスト」

5年後にサイトをリニューアルしたくなったとき、データの引き継ぎやすさが大きく違います。WordPressはXMLエクスポートで他CMSへ移行可能。WebflowもCSV/HTMLエクスポート可能。STUDIOはエクスポート機能が限定的で、データの取り出しが難しい。長期で運用するなら離脱コストも考慮します。

TANTOMAの判断基準

1) 月数本のブログ運用がある → WordPress。2) シンプルなコーポレートサイトで運用も楽したい → STUDIO。3) スタートアップで世界観重視・拡張は中規模 → Webflow。お客様の事業フェーズ・運用体制・5年後の見通しから一緒に逆算します。

まとめ:「流行り」ではなく「目的」で選ぶ

「最近WebflowいいらしいよからWebflow」「STUDIO安いからSTUDIO」という選び方は、3年後に後悔します。事業の目的・運用体制・拡張計画から逆算する—これがCMS選びの王道です。

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