中小企業が最初に押さえるSEO基本5指標
SEOはWebサイト運用の中でも特に「やらなきゃ」と言われやすい領域ですが、何から始めればいいのか迷う方が多い分野でもあります。今回は中小企業のWeb担当者が最初に押さえるべき5つの指標と、それぞれの改善アクションをまとめました。
指標1:オーガニック検索からの訪問数
Googleアナリティクス4の[獲得→ユーザー獲得]で確認。広告を打っていない場合、これが事業の「自然な集客力」を示します。前月比・前年比で見るのが基本。減っていれば検索順位の低下を疑い、増えていればその要因(新規記事の効果など)を分析します。
指標2:平均掲載順位(Search Console)
Google Search Console の[検索パフォーマンス]で取得できる、自社サイトが検索結果でどの位置に表示されているかの平均値。10位以内が一つの目標です。順位30位以下のキーワードは表示されていても実質クリックされていないので、要改善対象になります。
指標3:CTR(クリック率)
検索結果で表示された回数のうち、実際にクリックされた割合。タイトルとディスクリプションが魅力的か、競合よりも「クリックしたい」と思えるかを示します。同じ順位でもCTRが2倍違えば訪問者は2倍。タイトルの最適化が一番費用対効果の高い施策です。
指標4:インデックスされたページ数
Google Search Console の[ページ→インデックスに登録済み]で確認できます。「サイトに公開しているのにインデックスされていない」ページがあれば、404エラー、ノーインデックス指定、サーバ応答エラーなど技術的な問題が潜んでいる可能性があります。月1回のヘルスチェックが必要です。
指標5:Core Web Vitals(コアウェブバイタル)
Googleが2021年から検索順位の要素に加えた、ユーザー体験の指標。具体的にはLCP(最大コンテンツ表示時間)・INP(操作応答性)・CLS(レイアウト安定性)の3つ。Search Consoleの[ウェブに関する主な指標]で確認可能。すべて緑のスコアにすることが、SEOの基礎体力になります。
施策の優先順位
限られた工数の中で何から始めるか—。TANTOMAでは次の順番をお勧めしています。1) Core Web Vitalsを緑に:全ページの基礎体力。2) タイトル最適化:CTR改善が一番効く。3) インデックス確認:漏れがあれば公開しても無意味。4) コンテンツ追加:月1〜2本の新規記事で順位上昇を待つ。5) 内部リンク整理:既存記事を相互に繋ぐ。
「SEOは長期戦」の意味
新規記事を書いてから順位がつくまで、早くて3ヶ月、平均で6ヶ月かかります。月1〜2本の継続投稿で、半年〜1年後に検索流入が倍増する—これがSEOの王道です。短期で結果を求めず、データを月次で読みながら、辛抱強く育てる。これが王道です。
まとめ
SEOは「魔法」ではなく、地道な指標管理と継続的な改善の積み重ねです。TANTOMAの月額保守プランでは、これら5指標を月次でレポートし、改善提案までお届けしています。















