公開してからが本番—Webサイト運用3つの鉄則

2026.05.04

Webサイトをリリースした瞬間に、お祝いムードで終わってしまうケース、本当に多いです。けれど経験上、サイトの成果が決まるのは「公開後の運用」で7割。作って終わりにすると、半年後には「忘れられたサイト」になります。今回はTANTOMAが大切にしている、Webサイト運用の3つの鉄則を、月次タスクと費用感つきでご紹介します。

放置されたサイトに起きること

運用されないサイトには次の症状が現れます。1) 検索順位の緩やかな低下(競合の更新に追い抜かれる)、2) プラグインの脆弱性放置によるセキュリティ事故、3) コンテンツの陳腐化(古い料金・古い人事情報)、4) アクセスはあるが問い合わせはゼロ、5) サイトを見たお客様が「動いていない会社」と判断する。「公開しただけで終わり」は、見えないところで損失を生み続けます。

鉄則1:測って・読み解いて・直す

GA4・サーチコンソール・ヒートマップ—これら3つの計測ツールを月1回必ず読み、改善仮説を立て、次の月に実装します。このサイクルが回らないサイトは、半年後には方向性を見失います。

月次レビューに含めるべき項目:1) 主要指標サマリー(訪問・エンゲージメント率・コンバージョン数)、2) チャネル別の伸び/減りと原因仮説、3) 伸びたページ・落ちたページのコンテンツ分析、4) サーチコンソールでの検索クエリ分析5) 次月実施したい3アクション。これを毎月積み重ねることで、データ駆動の運用が習慣化します。

所要時間目安:月3〜5時間。自社で実施する場合は社内Slackで月初に共有、外注する場合は月額3〜5万円程度の運用費を見込みます。

鉄則2:コンテンツを「育てる」

新規ページを作るだけでなく、既存ページの読み返し・更新が大切です。古くなった事例・人事情報・料金・代表メッセージ—放置はブランドの劣化です。Googleも「鮮度」を評価指標の一つに使っているため、SEO面でも更新は有効です。

月次のコンテンツ作業:新規記事1〜2本(ブログ・お知らせ)、既存ページ3〜5本の見直し(数字や日付の更新、写真の差し替え)、事例・実績の追加(直近3ヶ月の案件から)、FAQの新規追加(問い合わせから出てきた質問)、古いお知らせのアーカイブ(整理して見やすく)。

新規記事の費用感:外注で1本3〜5万円、社内ライターで1本1〜2時間。ブログを継続するなら、ネタ出し・執筆・公開のフローを社内で仕組み化することが鍵です。

鉄則3:セキュリティを「忘れない」

WordPressは便利な反面、放置すると侵入されます。年間で世界中で数十万件のWordPressサイトが改ざんされており、被害の8割は「アップデート放置」が原因です。

月次タスク:1) WordPressコア更新(マイナーアップデートは自動、メジャーは月初確認)、2) プラグイン更新(全プラグインをまとめて、テスト環境で動作確認後に本番反映)、3) バックアップ確認(週次バックアップが取れているか、復元テストを四半期に1回)、4) SSL証明書の期限確認(自動更新でも年1回手動チェック)、5) ログ監視(不正ログイン試行の確認)。

これらを社内で実施するなら担当者の月3〜5時間、外部委託なら月1〜3万円程度。「保険」のような費用ですが、事故が起きた時の復旧費用(50〜100万円)を考えると、十分にペイします。

運用は「予算」ではなく「投資」

月数万円の運用費用を「コスト」と考えるか「投資」と考えるかで、サイトの寿命は10倍変わります。育てる前提のサイトは、3年経っても古びません。むしろ、コンテンツが増え続けることでSEO面でも強くなり、訪問者・問い合わせが累積的に増えていきます。

逆に運用せず放置したサイトは、3年でリニューアルが必要になり、また100〜300万円の制作費がかかります。長期で見たとき、運用に月数万円かけるほうが、結果的に費用対効果は高いのです。

運用プランの費用相場(2026年時点)

シンプル運用(セキュリティ管理のみ)=月1〜2万円、スタンダード運用(セキュリティ+アクセス解析+月1MTG)=月3〜5万円、フル運用(セキュリティ+解析+コンテンツ制作+SEO+月次レポート)=月8〜15万円。事業フェーズに合わせて選びます。

まとめ:公開後がWebサイトの本番

サイトは作って終わりではなく、育てて初めて事業に貢献する資産になります。TANTOMAでは公開後の運用プランをご用意しています。月額保守からアクセス解析、コンテンツ制作まで、お客様の事業フェーズに合わせて伴走します。詳しくは「料金プラン」ページの保守メニューをご覧ください。

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